fc9326c1.jpg最近アライメント調整される方が多いです。
この車両のお客さんは、高速域の不安定さを訴えられました。

弊社のアライメント調整は、レーシングカーなどが昔から取り入れてる方法です。
お高いアライメント調整マシンなど使いません。

ボディー外周に糸を引き、その糸とホイールとの隙間を測定、キャンバートーイン、左右のホイールベースの差など判明、調整していきます。

勿論1Gといってタイヤが平面な地面に接地した状態で、、、。
これですと、各タイヤに重量測定器を接地してやると、重量が各タイヤに数値として表れ、例えば

     L       R
F   281     286

R   458     451   (Kg)

こうして測定した数値から、この車両は右前と左後がツッパッている、言い換えれば
車高が違う、アライメントが狂ってると判断出来ます。
タイヤの異常磨耗も確認出来ます。

現在のカレラ、カレラS、4S、ターボなどの車両はGT3.GT2みたいに車高調整装置が付いてませんので、調整シロは、アライメントでしか調整出来ません。

ま、コレくらいの差でしたら我慢出来る範囲、又はそうでないと判断し、お客様に納得していただきます。
地味ですが重要な作業であります。
レーシングカーなどは、サーキットに定番(平らの台)などカーボンなどで製作して持ち込み、ピットで測定してます。
それくらい、ハンドリングに左右される重要な調整です。
つづく。