e46f2764.JPG絵は、初期物ISーFのエアクリーナーケースのエアー出口の一部が変形してるところです。
左側の指さしてる部分が、エンジンルームの熱気で材料のポリプロピレンが柔らかくなり、弊社のエアクリーナー交換時やビッグスロットル交換時など、強くクランプを締めたりすると、パイプが内側にVの字に変形します。

ひどい物は、V時の隙間からエアーを吸います。
それが回数重ねると、エンジンチェックランプとVSCランプが点灯し、”ディーラーに行ってください!”と画面上で指示が出ます。

原因は、エアマスセンサー以降のエア吸いとなり、燃調が薄いというコンピュータ診断となり、一応ECUをクリアするとその場では、ランプ類は消えます。何事も無かったかのように、、。

しかし、またある一定の時間で繰り返されると症状が出ます。

トラブル発生当初は、弊社チューニングECUやスポーツエアクリーナーが悪さをしているのであろうと、心配になり色々確認しました。
しかし、何も出ません、悩んでおりましたところ弊社のエアクリーナーケースを眺めていますと、ちょっと変形してます。
で、他車の物をチェックしましたら出てきました、V時変形!が、、。

かなり激しい走りをするか、絞め過ぎるかでV時変形になるようです。
なりかけてるものが大半でしょう。
そこで弊社では対策として、厚み0,8mmステンレス板を溶接で繋ぎ真円にして、今度は新品のエアクリーナーケースを用意し、100度cの湯で温め、特殊な治具を作り、ゆっくり圧入しました。ステンレス製カラー(幅15mm)は、内径を純正エアクリーナー内径80,6mmに合わせましたので、内径は減少せず、そのまま、インテークパイプにはまります。

弊社の”青鶴、黒鶴”は、結構過激な走りをしてましたが、変形が少なかったのは、サーキット走行などピットインしたらすぐに点検の為にエンジンフードを開けたりするので、エンジンルーム内温度は、差ほど上がらなかったのでしょう。
どちらにしましても、内径が熱変形の為その部分のみ女性のウエストみたいに(そうでない方も、、一言多いツルタです)絞られますので抵抗にはなるかと、、、。
それと昨年の夏の熱気で、、。渋滞にはまっても変形しやすいでしょう、、。

弊社の対策品に必ず交換しなければならないほどのトラブルではありませんが、ご希望の方はお作り致します。
つづく。