eec7e6dc.JPG今回、借りたレンタカーは、アウディーA6オールロードでしたが、初日の霧雨でのコース走行では、普通に走った仲間内の964RSのヨコハマA048で、いきなり下りのカーブでコース上にスピンしたりとスリッピーでしたが、そんな状態で我がA6は、ESPが作動して何事も無かったかのようにスーっとコーナーを抜けていきます。
自分としては、このまま、雨のスクールも楽しいと内心喜びましたが、金曜日の朝方から晴れて、昼にはドピーカン、気温も20度くらいに上がり、グリップもバッチリになりました(全部、擬音、和製英語で、、)。

そうなると、この2トン近い巨体は、コース上では、一生懸命走っても動くシケインが如く、練習走行時は、前よりバックミラーを絶えず見ていないと、、、、。
それかライン走行の練習を無視して、キープライトしていないといけません。

講習中もインストラクターにタンクが走ってるようだ!よく頑張っているな!と励ましの声が掛かるくらいです。
兎に角、コーナリング中のステアリング操作は、90度以上切るなときついお達し、
ブレーキングしながらグリップの高まってところでステアリングを切っても、重いフロントは、軽いスキッド音を出します。

インストラクターに”スキッド音を出すと言うことは、アンダーが出ていると言うことだから、最終日の試験では、マイナス評価となるから、なるべく音をださないように、、!””また、ステアリング操作角度も評価に入り、コーナー侵入時の顔の角度がコーナーの出口を向いてるとかも、採点の対象となるから!”とご指導賜ります。

皆さん、ご想像ください!オンザレールが如く、最小のステアリング操作、スムースなアクセリング、ターンインポイントのドットマークが路面上に直径20センチくらいの大きさでスプレーの白で付けてありますが、そこを片方のタイヤで通過したら、今度は、コーナー反対のアペックスポイント(日本ではクリップポイントと、、)の白いドットマークを反対側のタイヤで通過です。

ポルシェ群は、面白いように軽快にS字コーナーを右に左に抜けていきます。
自分と言えば、まるでカバ君がドタドタしながら走り抜けるのです。
それでも横G、縦Gはかかるので首の周りが翌日から痛くなるのです。
しかし、朝8時から練習走行を入れると夜の8時まで12時間、走りっぱなし、、、。
旨くならない方がおかしいです。それを4日間、、、。
そう、夢にコーナリングしてる自分が出てきます、不得意であったあるコーナーをA6でF1ドライバーのような軽快に、、、。
A6と自分の実力では、1周、F1、北コースの約25キロを15分かかります。
メインストレートはゆっくり通過するので1時間みっちり走行しても3周がやっと、、。計算すると区間反復練習とフルコース練習で1日約200キロ以上、フウフウ言いながら、朝から夕暮れまで、、。ドイツまで行って、、、おバカです!

隣のシロッコTSIは、レース、レンタカーで1日700ユーロもちろん保険付きです。
つづく。