e71e44c0.JPG絵は、今回”青鶴”に装着しました試作の全長調整式サスペンションKITです。
ケースは、オールアルミケース仕様。
バネを固定するシートが上下にありますが、それとは別にケース本体を調整出来るアダプターを下側に付けて、バネのプレロード(初期設定)がある程度選べることから最近流行ってるヤツです。

しかし、結論から申しますとバネのレートも関係しますが、あまり調整幅はとれません。特にIS-Fのような最初からあまりサスペンションストロークが無い車両に対して、普通の車高調整式サスペンションKITと大差は無く、無駄な出費と思います。
まあ、弊社では、従来のサスペンションKITで十分対応出来ると判断しました。

一応、テストなので”青鶴”は、このセットでテストを行いますがバネレートとショック減衰値が変更するだけです。9段調整を付けてますので、、、。
で、フジのテストとスズカのテストではバネのレートが違うことを以前に報告してますが、兎に角、フジは、特にフロントのバネレートがかなり上げないとショックが底着きしてることが判明しました。
もちろん、2分フラットくらいの走行タイムの場合ですが、、。

そこで、次回はかなりバネレートを上げてテストすることにします。
やはりフロントヘビーIS-Fですので、、。
そこで次の問題は、バネレートを闇雲に上げるとサスペンションアームが動かず、ゴムブッシュ、ボディーが捩れてくる問題が発生します。
そうすると、ロアメンバー用補強アームや強化ブッシュが必要となってきます。
全て重たい車重が影響してるのです、、、。
このようなイタチゴッコが永遠と続くのであります、、、。
つづく。