絵の中で一番左側のドイツ人がフランク、シュッツという方でマイスターを取得してるのです。
彼とは、運命的な出会いでした。この件重複しますがも一度言います、、、!!!
マイスター取得には、10年の歳月が必要です。彼らは17歳で高校を卒業するとそれから10年掛けてマイスター試験に受けられる資格を得るのです。
それから試験を受けて30歳以下でマイスターに取れるのは、ごく限られた優秀な者しかいないのだそうです。
それくらい狭き門のマイスターという称号は、職人にとって最高の位です。
博士号やMBAを所得するに値するといっても過言ではないと思います。
まあ、現在それがドイツ経済向上に邪魔をしてるという評論家もおられますが、、。
二日目の昼飯を食った後、レストランで皆さんおくつろぎの時に何故か自分は何かに引き寄せられるように外に出ました。寒いのに、、、。
するとドアのすぐ前側にそのフランクがいたのです。
彼は、ポルシェ軍の点検をしてるところでした。
で、自分が何気なくあなたはドイツのあるチューニングメーカーを知っているかと尋ねました。すると彼は(背が高く185cmくらいであまいマスクの物静かなナイスガイ42歳でした、、、誰かムービースターに似てるんですが近頃その名前が思い出せません、、、)、目を輝かせて”自分はそこに12年か働いていたんだ!”と、何という偶然でしょう!
今回初めてそこのメーカーからパーツを買ったのです。
で、そこは色々なチューナーの下請けでエンジンを作っていたんだそうです。
まあ、運命なんてそんなもんですね!
フィンランドに行くことが何か胸騒ぎしてましたが、こんな出会いがあるとは、、。
2人で偶然って面白いねと話し合いました。
で、その晩、ホテルのレストランで持参しました911マガジンやゲンロク、そして弊社のクイックシフトを見せましたら、皆集まってきまして真剣に見て、何かドイツ語で話し合ってました。
もちろんフランクも色々質問してきました。
アルミ(正式にはジュラルミン合金)合金のシフトは、驚いてました。ぜひテストしたいというのでプレゼントしました。
今頃、ドイツでニヤとしながら感触を楽しんでるでしょう、、。
つづく。