507bc7df.JPG993ターボの時代には、多くの経験をさせていただきました。
その一つが、レースの世界でのものです。
すでに1995年に993GT2レーシングがデビューし各地で目覚しい勝利を勝ち取ってました。

ルマン24Hでは、その名のとうりGT2クラスでは競合他社は皆無で、殆どGT2の独壇場でした。そして、衝撃的なマクラーレンF1GTRが登場し、GT1クラスを独占しだしたとき、対抗馬として苦し紛れに登場したのがGT2EVOであります。
生産台数は、96年から97年の間に確か11台だったと思います。
現在弊社のお客様が1台、山口県の方が1台と日本に2台もあります。
この車両は、GT2の450PSに対してエンジン、ターボ、ウエストゲートを変更して650PSを無理して搾り出してました。
その為、油温の上昇や回転数の上げすぎなどによりルマンでの戦績はあまりかんばしくありません。

さすがのポルシェ社も柳の下のどじょうは、そんなに多くはありません。
やはり無理があったと言わざる終えません。簡潔無比のポルシェ社でもこのような無茶をたまにやらかします。

その為、同時にGT1という911のモノコックを利用したミッドシップの車両を同時進行で製作しました。

絵は、1996年その当時、行動を共にしてましたドイツ人ティーム、ルークレーシングのテストに参加した時のものです。
場所は、南フランス、マルセイユ港に近いポールリカーサーキットです。
長いストレートがルマンに似ていることで多くのティームがテストしてます。

この時も、テストしてるドライバーは、ルマン優勝ドライバーのラルフ、ケレナースですが、油温の異常上昇に手を焼いてるところです、、、。
つづく。