空冷ポルシェ達人バイブル 
講談社の姉妹社、三推社といところから、赤バッチ
シリーズ315として、平成21年、発刊されました。
現在の講談社ビーシーと、社名は変更されました。

平成25年には、第2刷が、増刷されました。
現在に、至ってますが、この赤バッチシリーズは、

現在、休刊となり、絶版となりました。
が、アタシは、講談社ビーシーさんから、残ってる
”空冷ポルシェ達人バイブル”を買い取り、ほそぼそながら、
アイコードから、残り分を発売中です。
定価1,600円税別にて、、。

現在、某ネットショップから、数千円の高価格で、
販売されてます。
ありがたいやら、もったいないやら、、。

空冷ポルシェ本としては、入門書として、内容を書いており、
空冷ポルシェ所有者にとっては、すこし、物足りないかも、。
しかし、空冷ポルシェの取り扱いは、特に、アタシが、ドイツ
本国のポルシェディーラー、そして、ニュルなどでの、
オーナーとのお話、ポルシェのマンタイ氏、直接の
お話など、過去の実際の経験に基づき、書いてますので、
国内のカーディーラーさんの、新車取り扱いより、かなり
違った内容が、書かれてます。

ドイツでは、始動時のアイドル暖気や、道路での
ちょっとした駐車時、アイドルをしてはいけません。

メンテナンス費が、多くかかるなど、間違った情報が、
誠しなやかに、国内には、流れてます。

ドイツ人は、基本的には、質実剛健を絵に描いたような、
質素で、日本人とよく似たところがあります。
が、自動車に関しては、たとえそれが、ポルシェのような
高級スポーツカーであっても、取り扱いは、非常に、
シビアです。

ドイツでは、たとえ自宅の庭や、駐車場、自宅前の道路
などで、愛車を洗うなど、法令で禁じられてます。
洗車場という、指定された場所以外、、。

また、環境問題には、特に気を使っており、オイル交換
など、短い距離での交換を嫌います。

北海道より緯度も高く、凍土と呼ばれる、ドイツでは、
昆虫なども、生息出来ません。
冬時期は、自動車にとっても
厳しい環境で、アウトバーンという、高速道では、
10月くらいから、4月くらいの、年の半分以上は、
道路に、凍結剤が撒かれ、車両の錆など、これも
厳しい環境での、耐久性も試されます。

まあ、国民性の違いこそあれ、自動車、愛車を大事にする
気持ちは、同じですが、過保護では、、、。

何処かのポルシェ930ターボのオーナーさんは、
100万キロを走行してました。
そう、ドイツでは、年間10万キロ走行することは、
そんなに、珍しくなく、自動車雑誌の、売買蘭での、
自動車の走行キロが、20万、30万と、日本とは、
桁が一つ違うくらい走行した車両が、結構高額で
販売されています。

まあ、お国柄ですが、ポルシェは、そのような環境
にも、耐えれるよう作られており、実用車なのであります。
最近は、世界的に、空冷ポルシェは、高価格で、取引
されてますが、誠に残念なことです。

縁と、お金を貯めて、一度は、空冷ポルシェのオーナーに
成ることを、お勧めします。
人生一度、挑戦してみてください。

余談ですが、表紙と裏表紙を飾ってる、赤いポルシェ
ターボ965は、アタシの友人の車両でした。
ある自損事故で、車両を前後、少しぶっつけまして、
大事にしていたのに、ショックを受け、そのまま、売って
しまいました。
ま、その時、アタシも、売っちゃいないと強く反対
しませんでしたが、、。
現在、あの車両を購入しようとすると、そう、2,000
万円は、、、。

ま、後の祭り!
吉田拓郎氏の”祭りのあと”と、似たような
心境であります。
彼は、アタシと同じ中学校の7年先輩です。

お盆休み、皆さんは、どうお過ごしでしょう、、。
大きなお世話ですが、、、。
アタシは、今回も(これで、3年)、広島帰省を
断念しました。
帰省されてる方は、特に遠くにお帰りの方は、
お気をつけて、自動車の運転してお戻りください。

つづく。