997ターボ Tip 前期モデルです。
997カレラSから、交換されました。
今回、アイコードでは、2回目の車検です。

エンジンオイルと、エレメントを交換します。
エンジンオイルは、純正指定のモービル1 5W-50

オイルエレメントは、社外品、ドレインボルトは、
ドライサンプの為、そのオイルタンク(こちらに、エンジン
オイルがたくさん入ってる)のドレインプラグと、クランク
ケースの2か所あり、どちらのパッキンも新品交換します。

ドライサンプのオイルタックのドレインプラグを、。

右側が外した銅パッキンです、変形してるのが、、。

クランクケース側の、、。

もちろん、こちら側も、右が外したアルミパッキン、、。
再使用した場合、オイル滲みが出る場合多いです、、。
細かいことですが、、。

これで、オイル抜きは終了、、。
注意してみると、ドレインプラグの14mmの六角の角が
少しなめていて、アイコードで、やすりで修正しました。
以前、何処かで行った交換時に、なめていたようです。

オイルエレメントは、エンジン上部にあり、簡単に、交換
出来ます。
エレメントは、フィルタータイプです。

オイルシールリングも、新品交換、、。

オイルを最初に、6Lくらい注入口から入れ、エンジンを始動、、。

油温が90度以上に上昇するまで、アイドリングで、待ちます。

そので、90度以上に油温上昇がしてら、エンジンを回した
まま、オンボードのフンクション用レバーで、オイルレベルを
点検します。

レバーで、オイルを選択。

油量を確認、この時、エンジンは始動したまま、。

油量が一番上になるまで、オイルを継ぎ足します。
200ccくらいずつ、、。
入れすぎると、激しいコーナリング中に、溢れてくることが
あります。

ピッタリ、油量がフルレベルに達しました。

これで、オイル交換終了であります。
ドライサンプ方式のオイル交換でした、、。

これが、水冷エンジン996ターボからエンジンとオイル
タンクが一体となりました。
これは、トヨタ生産方式も含め、量産ライン短縮の結果です。

空冷時代は、このオイルタンクが、右リヤタイヤ前のフェンダー
内に、ありました、、。
製造過程でも、工程がいくつも増える昔設計です。

997ターボは、空冷エンジンから引き継いだ最後のドライ
サンプエンジンです。

後期モデルのターボまでが、そうです、、。
997ターボSは、なんと新設計の直噴ウエットサンプエンジン
となり、ドライサンプエンジンは、消滅しました、、。

つづく。