997ターボ 前期 Tipです。
納車前点検で、ウォーターポンプ付近からの液漏れ
があったので、安全の為、周辺パーツを交換します。
ウォーターポンプ周辺の部品を外すには、リヤバンパー、
EXマフラーなど、お主だった後部の部品を外さないと
交換出来ません。
慣れてしまえば、何でも要領がありますが、最初は、あれや
これやと、外しながら、交換要領を学んでいきます。
これが、正規ディーラーのメカでしたら、もちろん、マニュアル
などあり、余計な回り道はせずとも、作業が進めますが、、。
社外品のウォーターポンプです。
こういった消耗品として出やすい部品は、大概社外品が
出回ってます、まあ、10年くらい経過してますので、。
テンションプーリーや、リブドベルトも、、。
ポルシェAG(AGとは、直訳すると株式会社)のドイツでは、
メカニックになるには、ましてや、その上のマイスターの
資格を取るには、最低でも、10年以上かかります。
学校、そして、カーディーラー、工場とあらゆる経験をし、
マイスター資格の試験を始めて受けれるのが30歳手前、。
ので、一人前のポルシェメカは、日本よりも、もっと多くの
経験を積んで、一人前に、、。
これら優秀なメカたちの、そんな中でもより抜きんでたメカ
達が、実践のレース経験などして、自分の道を選びます。
選びますというか、選ばざるを得ません。
日本のレーシングメカニック達は、最近では、国内の優秀な
経験を積んだ者も多くなりましたが、昭和の時代には、
好き者が集まったシロウト集団でした。
そんな中、当時のルマン24Hレースなどの耐久レースに
おいて、ドライバーのタイプアップの戦いの中で、メカニックの
1分1秒の修理の戦いもありました。
ポルシェワークスティームは、歴戦のメカニックがピットで
待ち構えており、どんな困難な作業も、平然とこなす姿を
アタシは、幾度となく、見ております。
最近では、F1,WEC、WRCなど、最先端のレースでは、
メカニックに重要性を重んじ、作業効率を上げるよう、設計
時点から、交換、点検作業がやりやすい良いにデザインされて
きました。
しかし、ハイブリッドなど、機械に、電気が混入?!して
くると、メカニックから、電気専門のエンジニアの必要性が、
重要になってきてるようです。
アタシら、レースカーが、何らかの不具合(無線が普及してから)
で、ピットインしてくる車両のどこが、悪いかなど、予測し、
バット(工具入れ)など、あらかじめ必要でありそうな、工具を
用意してピットインする車両を待っていました。
そんななか、まだ、アナログなポルシェレースカーは、整備
製についても、もちろん、細部まで知り尽くしてのお話ですが、
短時間に、的確に整備出来る車両でした。
世界中に、1965年当時から、現存しているポルシェ車両が、
70%もあるなどと、言われてますが、それも、この要因の
ひとつかも、、。
もちろん、国産車の現在のレストアブームも、これらは、
ポルシェからの影響も大いにあると思われます。
それより、首ヘルニアは、まだ、気分を悪くしており、
気合で出社しております。
オリンピック出場選手の過去の苦労などに、比べれば
ヘみたいなもんですが、、。
連日のTV観戦で、涙が止まらん!
同じシーンを何度も、繰返して放送してますが、また、涙!
本命選手の予選敗退に代わり、10代の恐れを知らぬ(言い方
悪いが)アスリートが、それらに代わって、連日、新聞、TVを
賑わせてます。
そんな中、ソフトボールは、新旧アスリートの攻防が
印象的でした。
日々の練習、努力は、嘘をつかいない!とか、、。
アタシも、努力してるんですが、、!
そ、結果が出ないだけ、などと、、!
健康第一でありまする!
つづく。