997ターボ 6MT 600PS仕様です。

先日、JARI周回路にて、メーター速度325km
をいとも簡単に出しました。
実測値は、315kmだったそうです。
其れより、恐ろしいトラブルが発生しました。
JARIの高速テスト終了後、翌日の帰路の新東名
途中で、異音が発生、危険を感じたオーナーさんは、ただちに
アイコードに連絡、、。
直ぐに保険屋さん対応の、積車がアイコードまで、
運んでくれました。
このくだりは、前回のブログで報告、、。

センタデフ&フロントデフケースを外し、中身を点検。
センタデフにオイルが入ってなかったことが判明。

部品は、確認したところ、ポルシェAGにも、欠品で、
納期未定、、。
ので、ドイツの息子に連絡、ドイツ国内で、中古品が
ないかを、、。

北米、英国などは、中古品は持っていなかったので、。
で、部品をある有名なドイツのポルシェショップで、発見。
急いで、送金し、現在、日本に発送予定、。

オイルが入ってなかった事実は、アイコードで、納車時に
点検していなかったことも原因の一つ、、。
で、何故に、オイルが入っていなかったかと、以前の記録簿
を見ると、数年前に、ある正規ポルシェディーラーで、
フロントデフのオイルシール漏れで、修理にはいってることが
判明、。
修理した後、フロントデフのオイルは、注入したが、
センタデフのオイルは、抜いた後、注入していなかったと
推測、、。
それ以外、このセンタデフのオイルは、抜くことも、交換
することも、整備手順には、無いのです。
ドイツは、環境問題にうるさく、オイル交換は、エンジンオイル
意外、基本は、交換しないというのが基本です。

今回、納車時にフロントデフ&センタデフのオイルを点検
することをしなかったことが、大きな原因ですが、この
センタデフのオイル注入を忘れたことで、センタデフの
ベアリングがオイル不足で、摩耗、異音が発生したのです。

現状渡しの販売でしたが、今後の反省材料として、深く
記憶に残る案件でした。

よくまあ、325km出た時点で、焼き付かなかった
ことは、さすがポルシェ、そして、運も良かったと、
安堵しているところです。
センタデフは、直進をハイギヤで進行してるときは、
殆ど、電磁クラッチも作動せず、RR駆動が幸いしたのかと、。

今年のニュル24Hは、大雨の中、マンタイレーシングの
ポルシェGT3が、久々の総合優勝しました。

そのアイフェル地方を7月中旬の大豪雨が襲いました。
ニュルブルクリンクサーキットのある、その地方群です、。
ドイツ国民にとって、アイフェル地方のニュルブルクリンクは、
田園や美しい山間部は、ハイキング、トレッキング、サイクリング
と、日本でいう、蓼科、軽井沢などの保養地であります。
民宿など、過去に多く泊まりました、。

ニュルブルクリンク周辺だけでも、100人近い死者が出た
そうです。
ニュルブルクリンクは、あらゆる緊急サービスの拠点となり、
消防車、、救急車、土木機械などが、パドックに集められた
そうです。メインストレート、ピットの反対側の施設、
イベント会場などがありますが、そこは、衣類、家具、食料
など、被災者を支援する為のドイツ中から集められた
物資を分類、保管する場として活用されたそうです。

日本では、先日のオリンピックの自転車のロードレースの
周着点が、フジスピードウエイになっていました。

このような、大きな会場が、有ってはならないことですが、
有事の際のハブ会場になるだろうと思われます。

豊田市も、今後の自然災害に対抗すべく、川の灌漑、
バイパス回路、避難所など、用意されてますが、有事に
活用されないよ、祈るばかりです。

地震、カミナリ、火事、おやじでありまする!

つづく。