997カレラ PDK 後期 直噴3,6Lエンジン
車検で、入庫です。
後期モデルから、エンジンが、直噴となり、インタメの
チューン駆動が、空冷と同じ方式に戻り、ピストンの
齧りも、いまのところ、事例は国内では、ありません。

1998年から、水冷セミドライ式エンジンに、生まれ
変わって、10数年掛かって、ポルシェ社は、”こりゃ、
ダメじゃ!”と、新設計のエンジン、といっても、空冷
と同じ、カムシャフト駆動方式が、空冷時代と違い、
インタメシャフトの左右に、ギヤが組まれ、前後で、
シャフトに、ストレスが掛かることになり、一方の
ベアリング支持に、負担が掛かることは、技術屋なら、
分かりそうなもんじゃがのう!

指さしてるギヤで、左右のカムシャフトを駆動、、。
で、これは、空冷時代、クランクシャフトからチェーン駆動
で、駆動してる側(絵でいうと、ヒダリ側)に、左右の
駆動するギヤに集中して、左右のストレスを緩和してます。
まあ、こちらの方式の方が、納得するのですが、、。
当時、設計された担当者や、上司に、聞いてみたいです、
聞けることなら、、。

ま、結果は、国内の自動車であったら、リコールものですが、
何とか、ポルシェ社は、サービスキャンペーンと称して、
点検で、その場を対処(アタシが言うなら、逃げ切った)と
思われます。
現に、サービスキャンペーンで、点検ご、ディーラさんに、
”大丈夫だす!”と、お墨付きをもらったのに、1年後、
見事にエンジンブロー、、。

点検したとことは、別の、岡崎のポルシェディーラーさんに、
入庫したら、クレームにしていただけたそうです。
国内のポルシェディーラーは、皆さん、フランチャイズです
ので、そのディーラーさんの対応の違いで、天と地ほど、
変わります。
岡崎のポルシェディーラーさんは、庶民の味方でありんす!

誇らしげに、ダイレクトフーエルインジェクション
などと、、。

これは、左右ドアに貼ってる、保護フィルム、。
汚くなったので、新品に張り替えます!

また、エンジン保護の為、念のために、モービル1という
最高級エンジンオイルを入れますが、減摩剤として、リキモリ
製、セラテックという添加剤を追加します。

ま、信用出来んということじゃ!
水冷エンジンは、、。

997までの、ターボ、GT2,3は、空冷エンジンを踏襲
してるので、この問題は、無しじゃが、、、!
ピストン齧りも、シリンダーが、クローズドになってるので、
シリンダーケースが、たわむことも無いのじゃ!

今も、他県のポルシェオーナーさんが、これが原因であろう
エンジンブローして、困っておられるのじゃ!
エンジンは、パーシャルエンジンが、以前は用意されて
おったのじゃが、最近、価格が変わるので、調べておったら、
なんと、パーシャルエンジンは、設定無しだと、、。

また、クランクケースまでのパーシャルは、用意されてるの
じゃが、これだけで、340万円税別じゃ。

ふんだくりにも、ほどがある、、。
ま、アタシのブログを見て、ポルシェジャパンさんも、
頭がいたいであろう!

ポルシェさんで、飯食ってるアタシらが、批判しては
飯の食い上げになってしまいますが、正しい情報は
伝えにゃならんのじゃ!

つづく。