996カレラ 6MT後期モデルです。
車体下部が、塩害でブレーキパイプが錆びて穴があき
ました。
で、エンジン部まで、リヤブレーキパイプが通ってる
ので、エンジン降ろしと相成りました。
エンジンの補器類で、ブローバイガスを分離する
樹脂で出来たセパレートタンクなど、経年劣化の部品は、
この際、交換します。
インジェクターや、フューエルラインなど、、。
但し、インマニ関係のボルト類は、もう、ボルト頭が
錆で、腐食しており、外そうとすると、アルミ部分が、割れ
そうなので、諦めました。
これです。
インマニの樹脂とアルミ側を固定してる6mmのボルトの
頭は、すでに地球に帰るほど、錆て、、。
これを無理に緩めようとすると、多分ですが、アルミ鋳物
部分が、ポロリと割れて、えらいことに、、!!
最悪の例ですが、959といって、カレラ4のベースになって
車両のエンジンは、通常アルミブロックですが、959は、
鋳造マグネシウムで、整形されてます。
で、絵のように、ボルトが、錆てなくて、普通にスパナなどで
緩めようとして、ポロっと、土台が欠けるのであります。
もう、仰天同地、エンジンをばらすか、何か固形となる
接着剤で、応急処置するか、、。
ま、オーナーさんに、報告すれば、そりゃ、ならん!
直せ!と、、。
959は、アンタッチャブルな車両なのです。
アタシの友人は、あるポルシェディーラーに、その959
を預けて、すでに数年以上経過してますが、、、。
修理代が、天井知らずになり申す!
クランク角センサー(イグニッションタイミングを計る
重要な部品)も、問答無用で交換です。
ということで、根性入れて直しますです!
つづく。