９９３カレラのエンジンです。

これから、ばらしに掛かります。

個体としては、走行も少ない（６万キロ）綺麗な
エンジンです。

サスペンション系は、アッパーサポートごと、新品交換、
OHして、Fは、エナペタル製倒立ショック、＆　リヤは、
正立ショックに交換です。

フロントロアアームは、ゴムブッシュをウレタンブッシュに
交換します。

ゴムブッシュが撃ち込まれた、ステアリングのロッド
エンドは、ゴムが、アウターケースの金属ケースから、
分離してることが、多く、ステアリング操作が、微妙に、
違和感を覚えます。

当初は、９９３RS用の、固定ロッドに、よく交換して
ましたが、高価なのと、生産中止（現在、再開されてるか
確認してない）で、純正のゴムブッシュタイプに、問答
無用交換であります。

先ほど、部品業者に聞きましたところ、現在、殆ど
発注はされないが、カップタイロッド（９９３カップ）
として、部品は、社外品ですが、出るそうです。

これは、ステアリング操作で、カレラ系は、９６４では、
直結タイプでしたが、路面からのキックバックが強い
ので、９９３系から、このゴムブッシュタイプに設計変更
となり、ステアリング操作が、ソフトになりました。

当時、９９３ターボなど、４ＷＤ系は、１年で、ブッシュの
ゴムがずれた為、定期交換指定になったのです。

ま、９９３豆知識であります！
現在、このウイークポイントは、あまり知られてません。
ま、ガンガンに走るような荒くれ者がいないので、、。
ダイレクト感は、乗り比べると一目瞭然でありんす！

オーナーさんの、意見をいちいち聞いてると、何が
一番適してるのか、評価出来なくなります。
ので、ポルシェ社は、おなじ車体でも、ロードタイプと
サーキットなどクローズドタイプと、分けるように、。

その典型が、９１１　２，７RSです。
しかも、このRSにも、ツーリングタイプという、
尖がってないタイプと、色分けしました。

そう、現在のカップカーに、パワーアシストや、ソフト
サスペンションなどと、、。
オーナーさんは、わがままの言い放題であります。
９９３ターボ時代には、GT2のエンジンを乗せたターボS
となり、ストリートカーで、サス系が、車高調とか、
ま、特注車両も、多く出回りました。

パリダカ出場した９９３（ロスマンズカラーの）カレラ
も、９９３カレラ４　ライトウエイトと言った、限定車両
も出て、希少車となりました。

GRヤリスが、その影響を受けてると思います。
アタシら、販売業者としては、願ったりです。

つづく。