SW20 MR2ターボです。
この車両は、すでに数十万キロ走行してます。
各部、色々直しました。

この車両は、AW11 MR2としては、2代目、。
SW20は、5型まで、生産されました。
NAとターボと、、。
そのあと、MRSとなり、生産終了しました。

5速マニュアルが主体でしたが、AT車両も存在しました。
トヨタ自動車としては、初の本格的2シーターの
ライトウエイトモデルです。
開発時には、ランナバウトというカテゴリーで、新車発表会
には、アタシも参加しました。

当時の主査だったと思いますが、ランナバウトのような
車両であると、、。

ランナバウト(RUNABOUT)とは、走ることを楽しむのが前提の小型ボートの総称。

■ランナバウト 小型(20フィート前後を中心に14F~最大30F程度)の4~5人乗りのモーターボート、沿海限定が多い。 湖や湾内など、静水の使用に適しており、波が高い状況の中では高速を維持する事は難しい。

小型で喫水が低い[1]ので、水面が近く、海上を抵抗が少なく、跳ねるように滑走するのに向いている。

小型ボートを引用しての、発表と思われました。

初代AW11は、1,6L の4AG、後にスーパー付き、
2代目は、SW20となり、ボディー寸法も大きくなり、
エンジンは、2,0L 3SG,および3SGTと、
ターボが加わりました。

当時のオーナーさんは、各地方のチューニングショップで、
馬力アップをされたのです。

現在、トヨタ車両で、このようなライトウエイトスポーツの
2シータースポーツカーは、存在しません。

重役さんたちは、提案者に対し、それを開発して、
何台売れるんだい!などと、殺し文句を唱え、抹殺、、。
ま、アタシも、重役であれば、会社に損をさせる訳には
いかないので、そのように、反対するとは思いますが、。

ポルシェ社は、911は、4シーターで、設計されてますが、
2シーターの、格下兄弟、ボクスターと、ケイマンを
発表して、好評かを得ております。

ライトウエイトスポーツは、趣味の特価した機種です。
大量販売など、期待出来ませんが、現在でも、英国など
SW20 MR2のファンクラブなどが、存在してます。
サード時代、MC8といって、SW20ベースに、
セルシオ時代のV8に、KKK製ターボ、2基掛けで
開発し、ルマン24Hに参戦しました。

結果は、散々でしたが、アタシ現地にも行って、色々
手伝いました。
フランス南部のポールリカーでも、テスト走行に
参加しました。

ま、車両の精度は、あまりよくなく、ル・マン、ACOの
規定で、ブースト圧の制限があり、確か、1,2くらい
でしたが、1UZ 4L V8エンジンに、ツインターボの
装備で、馬力は、580PS、ル・マン走行中の
ブースト圧をチェックされていて、シフトアップ時に、
わずかに、ブースト圧が上がる為、その最大ブースト圧を
1,2にするために、1,0くらいに抑えなければならず、
苦労してました。

3回出場してます。
詳しくは、ウキペデアを、、。

今後、CO2削減と、化石燃料エンジンの縮小で、2シーターの
ライトウエイトスポーツは、過去のクラッシクカーしか、
無くなるのでしょうか、、。

2輪のモーターサイクルの世界では、今、国内は、そう、
バブル状態、。
昨晩の”クールジャパン”というTVでは、日本の世界に誇る、
2輪業界の多さと、機種の多さは、世界有数で、他国の
パネラーたちは、皆さん、賞賛してました。
そして、モーターサイクルは、趣味の塊で、若いころ、
お金が無い、また、学校で規制されて乗れなかった、
中年以上のおっさんの、格好の趣味となっていると、、。

昭和45年当時の750ccのバイクの価格が、500
万円以上ですが、それが、たくさん、売れていると、。

500万円あれば、SW20や、ロードスターなど、
そして、ケイマン、ボクスターの中古が、、。
しかし、2輪の面白さは、4輪では、味わえません。
世の中、何が流行るのか、、!?

つづく。