トヨタ 2000GT 前期ものです。
新明工業さんにおいて、フルレストア中です。
心配していた、ボディの
大きな修理、板金跡も無く、きれいな状態でした。
通称Xフレーム(ジャガー、ロータスのコピーとも)は、
絵のように、純正新品よりきれいに塗装仕上げとなりました。
この状態で、博物館に展示したい程の状態に、、。
ワイヤーハーネス群も、全て新品に、、。
カプラーの一部は、再生不可能な部分は、再使用しました。
ショックは、エナペタル社において、新品製作しました。
バネは、純正品を磨きなおし、粉黛塗装しました。
アーム類は、塗装し直し、新品のゴムブッシュを打ち込み
ました。
大きなロアアームは、まだ、塗装中です。
アルミホイールは、豊田市在住のH氏から、5本分けていただき
ました。 エンケイ製のJWL合格の純正サイズ品です。
ステンレスで削り出しのセンターロックや、ピンも取り寄せましたが、
オーナーさんのご希望で、純正品を修正;、メッキし直して、それらは
純正品を使用します。
メッキ部分も、再メッキしなおして、新品状態。
エンジン部品も、ヘッド部分は、大体仕上がりました。
バルブ、シートは、面研しました。
ヘッドもご覧のとうり、きれいに仕上がりました。
が、これから、面研を薄くします。
細かい備品類も、きれいに仕上げます。
マニュアルミッションは、外部をクリーニングで、終了。
クラッチカバー&ディスク、レリーズベアリングは、新品交換
です。
ケーブルTVは、取材に来ています。
最初から、最後まで、お付き合いされるそうで、、。
放送は、来年初頭かと、、。
手に持っているヴィデオカメラは、4K対応品です。
最近は、小型化し、価格も50万円程度とか、、。
大型ヴィデオカメラなど、1基、1000万円もしたそうで、
これが、よく落として壊したそうです、、。
これは、フロントバンパー下のエアアウトレットです。
鉄板を成形してますが、このルーバーも、大体、一部変形
してますが、1枚ずつ、手直しされてます。
これは、裏側からガスバーナーを1点に当て、熱変形で
板金修正した跡です。
まさに、職人技であります。
このように、見えない部分も手を抜きません、、。
これは、クラッチや、ブレーキマスターのシリンダー部ですが、
大体、これらは、動いてない車両は、シリンダー内部が腐食し、
オイル漏れが生じますが、新品がない為、内部にS45C材の
鉄製シリンダーを打ち込んで、再生してます、、。
右は、ダンロップ製ブレーキキャリパー、、。
左は、そのシリンダーピストンのアウターケースです。
オルタや、スターターも、O/Hしました。
デフも、外観をクリーニングしただけです、、。
ダッシュパネルは、オーナーさんが、ご自分の会社内で製作
されました。
右から2人目のI氏が、新明工業内で、82歳の現在まで、
現場で指揮をされてます。
今年、勲章を貰われました、、。
と、現在は、こんな感じで進んでますです。
つづく。