ハイエース　３型　３Ｌ　ディーゼルターボです。
アイコード製ＦＦＭ　ＥＣＵフルコンチューンをされてます。

オーナーさんは、愛知県の方で、お仕事で活用されてます。
市内のストップ＆ゴーが多い為、また、重量物をいつも搭載の
為、発進加速や、途中の加速をもっと良くしたいと、、。
３型は、２型とは、大分違い、ターボは小さくなり、２型の
ような、アイコード製ＦＦＭフルコン書き込みで、１８０ｋｍ
メーターを振り切るようなパワーは、出せませんが、それなりに
ＥＣＵチューンの恩恵はありますが、、。

ということで、オーナーさんは、デフギヤを交換されました。

４，１→　４，５

それが原因か、信号グランプリや、６０ｋｍくらいからの
急加速時、一瞬、アクセルレスポンスが無くなり、スカスカの
状態に、、。
しかし、一度、アクセルを戻せば、それなりの加速を始めます。
点検し、試乗しました。
確かに、中間加速で、急加速すると、失速する感じです。

これは、電子スロットルですが、スロットルのＴＲＣの動作でなく、
単純に、急加速の為、ＡＴ車両ですが、キックダウンした時、
エンジン回転が、４０００ＲＰＭ付近まで、跳ね上がり、パワー
域を脱してました、。
そう、エンジン回転は、レッドゾーンが４０００ｒｐｍ付近ですので、
パワーも、トルクも下降気味であり、それ以上、加速しない
のであります。

ギヤ比が、低い為に起こる現象です。
対策は、急加速するにも、エンジン回転を良く見てから、行う
しか方法はありません。

ということで、説明に納得され、退社されました。
ターボは、ブースト圧が効いてくるエンジン回転域まで、
ＮＡエンジンに比べると、かったるいです。
しかし、ターボが効いてくると、胸のすく加速をするので、
その感覚は、忘れられません。
が、ターボは、万能ではありませんので、良く使い方を理解
され、無理の無い範囲で、ご使用ください。

つづく。