カワサキ　ニンジャ　ZX-25Rです。
これに、ターボが組み付けられました。

カワサキといえば、鶴田竜二さん率いる、トリック
スターです。

三菱製TDシリーズのターボです。
ウエストゲートは、アクチュエーター式。
要は、クラスでいうと、軽４輪クラスのターボ。

軽４は、６６０ｃｃで、６５００ＲＰＭで、マックス。
馬力で、約６０ＰＳ発生します。

これが、２５０ｃｃのＺＸ－２５Ｒですと、、。

２５０ｃｃ　　１８，０００ＲＰＭ

２５Ｒのカタログ馬力が、４０ＰＳ程度、。

現在、トリックスターさんでは、ノーマルインジェクター、
ノーマル燃料ポンプで、圧縮比だけは、ヘッドガスケット
２枚重ねで、約１落として、１０対１

これで、シャシーダイナモで、約２０ＰＳアップした
そうです、サブコンだけで、、。
目標値は、１００ＰＳとか、、。

トリックスターの２５０クラスのチャンピオンであり、社員
Ｙ氏と、竜二社長自ら、テスト走行をスパ西浦で、。

同時に、最近購入された　７５０ｃｃのＧＰＺターボも、
並走されて、比較テストを、。

アタシら、４輪業界での、テスト走行とは違い、サーキットで、
それも、全開走行で、テストをされてました。

ブースト圧も、まだ低い数値ですが、ノーマルインジュクター
では、燃料マップの正圧域から軽く超え（通常、ＮＡエンジン
では、正圧域は、アクセルオンで、一瞬０になるくらいで、
プラス域は、殆ど存在しません）マップ外に、、。。
ので、現在の低いブースト圧でも、燃調は、完調とは言えません。

トリックスターさんの、サブコンの性能と、メカさんの努力で
現在の性能を出されてます。

しかし、目の前で見ていると、数ラップを全開で連続走行されて
おり、油音、水温が気になります、。
なんせ、１８，０００ＲＰＭも、常時、低いギヤで、回転
してます。
まるで、Ｆ１のような排気音です。

タイヤも、ストリート用ですが、レースタイヤのように、
擦り切れて、、。
プロライダーのテクニックを、、。

まだまだ、開発は始まったばかりです。

つづく。