993カレラ Tipです。
作昨年、現オーナーに買っていただき、そのまま、
エンジンOHなど、全体の整備をして、昨年、納車
しました。
すると、今年の1月、走行中、エンジン不調となり、
積車にて、関東まで引き取りしてきました。
原因は、結果論ですが、クランク角センサーと、
安全の為、DMEリレーを交換して、直ったようです。
それは、アタシがテスト走行を高速と、市街地の
合計、約2百キロ、4時間走行、その間に、エンジン
温まってるときに、エンジン停止して、5分くらい経過
した時、エンジン始動しにくいという現象は、解消
しました。

その他、エンジン組み付け後、約1,000km走行
されたので、エンジンオイル&オイルエレメント、
そして、リキモリ社のセラテック(オイル添加ぜい)を
入れました。

また、傷ついた外装の板金塗装と、運転席の黒皮
シート表面のひび割れ、塗装の禿げた部分を、特殊
塗装で、綺麗にします。

しかし、993など、空冷ポルシェは、何と、運転
しやすいことか、、。
外環は、小さいし、360度、視点は見やすく、もちろん、
足もビルシュタインで、やり直した為か、非常に
ソフトな乗り心地、、。
964系とリヤサスは違い、ダブルウイッシュボーンタイプ
の為、路面のうねりや、段差をヒタヒタと超えていきます。

兎に角、初めて運転する方も、左ハンドルでも、すぐに
慣れると思います。
これが、2000年当時は、300万円以下で、MT車が
たくさんありました。
ま、1990年当時、AE86は、5万円で、いくらでも
あったのと、同じか、、、?!

話は変わって、、。

このブルーレイディスクは、昨年、あるオーナーさん
からの依頼で、初期型トヨタ2000GTをフルレストアする
事になり、知り合いのトヨタ自動車、直系の”新明自動車、
現在の”シンメイ”さんに、お任せしました。
すると、その作業内容を、愛知県豊田市中心の“ひまわり
ネットワーク”ケーブルTVで、製作にあたられた”sonic
visjon”の、石黒氏が、最初から、最後まで、取材された
記録です。

題名”レストア ガレージ”といって、豊田市内のケーブルTV
では、常時、次々と放送されました。
アタシが、20数年通ってる”理容 いわせ”さんでは、
ツルタさんが、映ってると話題になりました、、。

ご興味ある方は、現在、このブルーレイが、いくらで
販売されるか、問い合わせてますので、お待ちを、、。

トヨタ2000GTの全てが、見れます。
また、”シンメイ”さんの、現場の長、石川さんの
三河弁丸出しの、作業工程、、。
これを見たら、お金に余裕のある方は、任せたいのでは、。
しかし、現在、ここは、トヨタ自動車、または、全国
のトヨタディーラーさんからの、依頼しかお受けできません。
アタシは、そう、特別に、、。

トヨタ2000GTが、当時、如何に、職人の手作り
であったかを、丁寧に説明してます。
また、組上げ過程で、どれだけ、愛情をもって、長年の
経験を積んだ、職人が組み上げてるか、、。

勿論、すでに廃盤の部品ばかり、それらを、どうやって
手配し、製作してるかは、企業秘密ですが、もともと、
本体を作っていた会社の直系です。
試作扱いで、何とかしてるのでしょう!

ポルシェ社のクラッシク部門に、愛車の古いポルシェ
を持ち込むのとおんなじ、、!

このような会社が、もっと、多くのクラッシクカー
オーナーさんの、ご要望にお応え出来たらと思います。
ただ、現実には、時間のかかる、根気のいる、また、相当な
技術のいるお仕事です。
大企業さんは、時間と利益に厳しいのです。
このような、無駄な時間が掛かるお仕事は、敬遠されると
思います。
が、これも、トヨタ自動車さんの、アフターサービスと
思われてくだされ。

定年で、会社を退社された方で、このような技術を
お持ちの方々が、豊田市内には、まだ、多くおられます。
ビズリーチじゃありませんが、お暇つぶし、ボケ防止、
安否確認など、老人の問題が、これで、少しは解消!
と、妄想ツルタは、思っておりまする!
T社さんの、新しい社長さん、何とかして、、!!
世界のT社!であります。
世界中のT社、オーナーさんから、レストア依頼が
来ること予想されますです。

つづく。