964カレラ 5MTです。
アイコードで、購入していただきました。
今回、車検整備と、サスペンションのOH,油脂類、
など、作業があります。

サスKITは、ビルシュタイン製サスKI(B16)ですが、
オーナーさんが、あまりに乗り心地が硬いので、改良
出来ないかと、、。
車高が、標準から約40mmくらい下げてあるので、
多分、ショックの減衰値もさることながら、車高を
落としてる為、バンプラバーにも常時、接触の可能性も
あり、現物のシャフトの摺動部分を見ながら、実際の
動きを確認し、必要な場合は、ケースのショートカット
も必要かと、、。

但し、車高を下げながら、乗り心地をソフトにすることは、
ショックに対し、相反することを要求してます。
車高を落とすなら、必然的にショックの減衰値を上げ、
バネレートも、上げないと、底突きは出てきます。

964RSが、良い例で、オリジナルのサスKITで、
市街地を走行すれば、そりゃもう、トラックに乗ってる
感じで、絶えず、上下動してます。
そう、車高を落とせば、全体にサスは、硬くしないと、。

で、今回のオーナーさんの要望は、無理難題なので、
妥協案を提案しました。

どちらを優先するか、、?
乗り心地か、カッコウか、、?
で、結論は、車高は、出来るだけ下げて、ソフトな、、。
ということで、結論は、現状より、最低10mmは、
車高を上げて、減衰値を落とします。

また、アッパーマウントは、そでに耐用年数を過ぎてます
ので、新品交換します。

お金は掛かりますが、これで、新車時の乗り心地以上の
ソフトさと、車高下げを実現させます。

つづく。