GRヤリスです。
絵は、RZですが、この度、オーナーさんからご依頼があり、
RC用(ホイールが17インチ)用ブレーキパットも
ご用意出来ました。

材質は、低ダストでありながら、耐フェード性を従来の
ものから向上させました。

これです。
裏金といって、ブレーキキャリパーの固定する部分は、
同型です。

左は、RZ用フロントです。

見た目は、全く同型ですが、パット形状は、17インチ用
の物は、異形となっております。

また、17インチのRCが、オプションの18インチキャリパー
に交換した場合は、RZ用と同型になります。

リヤは、RZ、RCともに同型の物です。

価格  F 30,000円  R 29,000円 税別

GRヤリス、購入したが納期が半年掛かると諦めた方、多いです。
ので、アイコードも、新車販売を始めました。
納期は、3~4か月です。
色、種類、オプションと全て選べますです。
現在、1台確保して、即納車両があります(商談中ですが)。
中古車も1台あります。

GRヤリスは、欧州などでは、国内より反響大だそうで、
海外から、国内の右ハンドルでも良いからと、問い合わせも
多いそうです。
ま、そうですよね、トップギヤなどで、この1600cc
クラスのスーパースポーツ車両は、各種出てますが、
世界のトヨタ車、WRCでも、エエ成績を収めており、
豊田社長、じきじきの車両開発など、情報は、皆さんご存じ!

欲しいばかりです。
ポルシェ、ボクスター、ケイマンより、サーキットハエーし、
価格的には、この性能では、耐費用効果は、抜群であります。

モーターファン イラストレーテッド 最新号です。
この本には、最近の3気筒がどういう歴史で、開発されて
来たかを上手く、説明してます。

1600ccクラスは、トヨタ自動車さんも、長らく
4気筒で開発、販売されてきました。
が、ここきて、排ガス、燃費、フリクションロス、コスト
と、どう考えても3気筒の方が、有利であります。
なせ、これまで、開発されなかったか、。
それは、エンジン固有の振動を抑えきれなかった技術的
問題が多かったからです。

まあ、現在の技術、そして製品の性能など、整ってきたと
いうことです。

GRヤリス 1600cc、3気筒ターボエンジン、
G16-GTSは、開発当初から、本の冒頭にも書いてあります。

”GRヤリスは、WRC(FIA世界ラリー選手権)でトップ
カテゴリーの直下に位置するRC2クラスで勝てるクルマに
することをコンセプトに開発が始まった!”と、、。

このエンジンは、他のメーカーさんのように、量産の
エンジンをレース車両用に、改造、開発して中途半端な
やり方ではなく、最初から、競技車両用エンジンとして
開発されたのであります。

例えばIN,EXバルブですが、、。

絵の右側の燃焼室のバルブですが、IN,EXバルブとも
殆ど、同径の32mmです。
通常、NA、ターボエンジン共に、インテークバルブの
直径の方が大きくするのが常識でしたが、このG16は、
競技の吸気リストリクターの影響で、使用エンジン回転が
4500~6200RPMであり、吸気側を大きくする
要素より、排気側を大きくして、より多くの排気ガスを
ターボのEXハウジング内に、瞬時にぶち込むことが
大切だと、、。

ピストンしかり、もちろん、ターボは、トヨタ内製でなく、
IHI製ボールベアリング軸受けで、インペラーとケーシング
の間のクリアランスをもっと密にするため、インテーク
ケーシングのインペラが接近する部分をアブレタブルシール、
つまりプラスチックの材料で、インペラで削りながらクリア
ランスを密にして、より加給圧を正確に低回転から加給
することを可能にしました。

エクゾーストハウジング側も、エキマニ一体として、
不慮の排気ガス漏れが、発生しないように、、。

ピストンは、鍛造ではありませんが、トップピストンリング
の溝に、ニレジストをインサートして、爆発破による、
棚落ち防止を強化、、。
アルミ材を高強度のものと、軽量化をより図ったと、、。

また、エンジンの組み付けは、豊田市内、南部にあります
下山工場で、専用ラインでの手組で行われ、異物管理を
行うため、エリア内は、関係者以外、立ち入り禁止、
天井の冷却ダクトから結露が垂れないよう手作りの対策。
などなど、創意工夫と、選ばれし、熟練工が、日夜
改善がもっと出来ないかと、トヨタ独自の生産体制
で組み立てておられます。

もっと、細かいこと言いたいですが、ま、このくらいで、。

海外のジャーナリストも含め、この車両の品質、性能で
この価格は、そう、ヴェリーヤスイ!のであります。

灯台元暮らしで、この凄さを知ってる、また、経験
してるのは、海外の方の方が、、、。

幸せなアタシ達でありまする!

つづく。