本命のECUチューンに関してやっと概要を決めました。
あとは、現車セッティングしてデータを決定します。
仕様は全てノーマルの場合,またはビッグスロットル装着くらいまでです。
価格 315,000円(ポン付けでO,K)
他のチューニングパーツを取り付けてのパワーアップは、車両ごとに現車あわせで決めていきたいと思います。
工賃 150,000円
エクゾーストマフラーやタコ足などは、低速トルクを落とさないで中間からトルクのでる物を用意します。それで燃調を決めないと排気効率の良いマフラーだけを装着するとまず、現在の希薄燃焼エンジンではすぐにフューエルセーフが入り、パワーダウンさせますので、慎重に決定していきます。
ポルシェGT3なども、他社でタコ足、マフラーとエアクリーナーだけを効率の良いものに交換して、それでもシャーシーダイナモあたりでパワーチェックしますと見掛けは20PSくらい上がります。
しかし、これを一般道やサーキットなどでいきなり走ると半周も(スズカあたりで)走行しますと、やはり燃調が薄くなり、ECUの補正だけではカーバー出来なく、ノッキングが発生、フューエルセーフが働き、点火時期を遅らせたりしてパワーを自分で落とします。”なんかパワー感なくったな!”なんて思って工場に帰り再度パワーチェックしたら360PSから330PSまで落ちてます。
こんなことをいやと言うほど経験してますので、簡単に20や30も馬力がECUのチューニング無しで上がらないことをご理解ください。
エンジンも燃料を増やしてやらないと吸排気の交換だけではパワー上がりません。
昔のウエーバーやソレックスのツインチョークキャブレターでも、自分たちはしょっちゅうジェット(燃料の量を変える、、)交換してプラグの焼けを見てたもんです。
そういえば、横道にそれますがこのエンジンの4,000RPM付近からのエアクリーナーの吸気バルブが開いた時の吸気音、クォーンは、そうそのツインチョークの音をイメージしたんじゃないかとフッと思い出しました。
50歳以上の方は、それが分るんでしょうね!!!
つづく。