ZX-25R です。
カワサキの250cc4気筒エンジンは、当初、
400ccのエンジンということで、設計されたそうな、。
ので、今回、トリックスターさんが、開発したターボは、
実際、JARI(高速周回路)で、18,000RPM以上も
エンジン回転を上げてます。
トリックスターさんの、本拠地での、シャシーダイナモ
テストでは、確かに、18,000RPM以上回し、
110PSくらいは、出ていました。

カタログデータは、エンジン本体で、45PSですが、
実際は、シャシーでのけいそくで、38Pくらいです。
ので、ノーマルから、約3倍以上のパワーが、、。

エンジンヘッドの分解したところに、同席しましたので、
絵を撮ってきました。

4輪自動車の1,600ccくらいの4気筒エンジン
に比べ、1気筒60ccは、まるで、模型のようです。

ピストンボア径 50mm、ストローク 31、8mm
バルブの直径も、そう、カワユイ、、!

燃焼室は、浅いペントルーフタイプで、これいって、
常識の形状。

バルブの駆動は、カムシャフトからの、直打式です。

展開図を見ると、各バルブの頭に、バルブキャップが
組まれており、シム調整をこの中で行います。
もう、ほどんど、4輪エンジンと変わりなし。

クランク軸からのカムシャフト駆動も、センターからでなく、
片側からの駆動方式で、これも、おんなじ、、。

精巧なミニュチュアのエンジンを、見てるみたいです。
これが、18,000RPM以上回り、ターボで
110PS以上、最高出力をだすのであります。

化石燃料エンジンは、永遠です!

つづく。