GRヤリスRZ/RC用メタル触媒製 第1触媒を
製作しました。
右が、メタル触媒、第1です。
まだ、細かな部分は未完ですが、大体こんな感じです。
何故に、ここまで、セラミックス触媒を嫌うかと
言いますと、チューンした場合、燃調が、薄くなる
傾向があり、過去に、純正触媒(セラミックス製)は、
燃焼温度(900℃以上連続だと、溶ける)を
少しでも上げると、温度と、排圧で、飛び散るのです。
スーパー耐久などで、公認の社外品メタル触媒を
組み付けた車両が、レース後に、半分溶け落ちたケースは、
よくあるのです。
また、その溶けたメタル触媒の一部が、NAの場合、
燃焼室に入り、ピストン、シリンダーを損傷して
しまいます。
ターボの場合は、排気側タービンブレードを傷つける
場合も、あります。
ので、触媒は、無い方がエエですが、一般公道を
それで走行するわけには、いきません。
パワーアップするときは、第1触媒は、燃調を濃いめに
しないと、高速連続走行(サーキットや、峠など)では、
耐久試験をしてるようなものなので、お気を付けください。
大きなお世話のツルタでした。
ので、これから、排ガス試験をパスするよう頑張ります。
また、あのWLTC試験を受けねばなりませぬ!
最近のWLTCモードから、さらに厳しくなり、排ガス検査は、
始動時のコールドモードでは、15℃以上でしたが、
最新のコールドモードでは、マイナス8とか、、!
これでは、始動時から30秒間くらいは、生ガスが出放題!
ので、対策として、第1触媒の外周など、ヒート対策して、
あらかじめ暖めて、触媒が、還元しやすいように、、。
スーパーフォーミュラのエンジン始動時みたいに、始動
する前に、特殊なポンプで、80度の高温水をエンジン
内部に、圧送して循環し、ブロック、ヘッドなど暖めて
から、エンジン始動してますが、この操作を
純正エンジンでは、第1触媒を何とか、始動前に、
暖めておいて、排ガスが浄化しやすいように、しなければ
なりません。
欧州のユーロ7など、現行ポルシェなど、OPF・GPF
などの、キャタライザー以降に、もひとつフィルターを
組み付け、ガソリンエンジンでも、ディーゼルエンジン
みたいに、すすを掬い取る装置が必要になっています。
これが、排気音をイメージ悪くしてます。
で、アクラヴォビッチ社など、このフィルター部分を
リンクパイプといって、ストレートパイプとして販売されて
ますが、国内需要が多いため、BO続いてます。
ま、アタシも、このリンクパイプを製作しようとしてます
が、、。
まだ、国内は、この規制が無いため、車検場では、
問題無いのです。
しかし、時期に規制がかかってくるでしょう。
どこまでも、化石燃料は、燃焼するかぎり、排気ガスに
有毒物質を含みますので、、。
電気自動車EVが、今後の期待を背負ってます。
が、その電気を発生させるために、火力発電所や、
原子力発電所が、必要です。
水素にしても、燃焼すれば、NOxが出ます。
C炭素、N窒素は、必ず、有害物質となります。
カーボンニュートラルの、定義をもひとつ、考察
しないと、間違った対策が世の中を闊歩するのです。
しかし、現在の生活に自動車は、必須であります。
どう、対策したら良いのか、、。
ロシア、ウクライナ紛争では、多くの爆発、火災で
カーボンが噴出してます。
あれ、どうするの、、!
プーチン君、君は、犯罪者じゃ!そんな意味でも、。
触媒外して、スッポンポンの排気ガス垂れ流し
自動車の方が、余程かわいい!
まあ、最近では、そんなお方は、数少なくなって
きましたが、、。
大気汚染対策は、永遠の課題でありまする!
月か、火星に移住するか、、?!
つづく。