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996ターボ
550車両が、ミッションオイルクーラー追加しても、
1時間以上連続運転時、やはり3速あたりで、加速時
ギヤ鳴りが収まらないと、オーナーさんが、、。

よくよく状況を聞いてみると、やはりコーナーで横Gを
感じながらの加速中に、、。

ということで、絵のミッションマウントを強化しました。

絵は、純正品ですが、ゴムマウントはスカスカで、、。

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この加工は、1999年996GT3がデビューして、
鈴鹿サーキットで、軒並み皆さん最終コーナーの
立ち上がり加速中、ギヤのシンクロをお壊しになりました。
そこで、対策として作りました、伝統!ある加工品です。
そう、エンジン&ミッションが偏るので、ワイヤケーブルが
引っ張るのか、シフトが入りにくく、無理くり入れるので、
シンクロナイザーリングを痛めるのです。

ポルシェ社は、ギヤシフト時は、十分クラッチペタルを踏んで
から、慎重にギヤを変速しないさい!と、、。
これは、レースカー、特にルマン24Hレース前に、新人や
ポルシェ未経験者には、しっかり教えます。

現在は、シーケンシャルミッションなので、、、。

ゴム硬度は、純正60度に対し、ゴムでは最高硬度の
80度です。

これ以上は、テフロンになりますが、テフロンも試しましたが、
痩せるという性質があり、ガタが出て耐久性は、、。

ゴム硬度80度は、天然ゴム硬度としては、試作品等で
使用する以外は、適しません、、。
自動車用スタビや、ショックのアッパーサポートに使用
さえてるゴム硬度は、大体60度くらいです。

振動が、車体に伝わるので、ゴムで防振する意味が無くなる
のです。
競技用など、特殊な場合以外、、。

ジブンは、今回の加工を行っていただいたゴム工業さんとは、
サード時代ですから、40年以上、先代の工場長さんからの
お付き合いで、何時も大変無理をきいてもらってます!

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振動は、多少大きくなりますが、背に腹は変えれません!
ポルシェカップやレースカーなどは、このサポートが
金属などで、固定されてる為、エンジンなどの振動音は、
とても通常、耐えれるような音ではありません。

つづく。