996カレラ 後期エンジン 3,6Lです。
大体、補器類、排気系と組み付け終了です。
あとは、車両に乗せて、テールパイプの調整組み付け、そして
オイル類、LLC(不凍液)など注入し、火入れ式です。
うまく、作動すれば良いですが、、。
最初に組み付いていた、社外マフラーシステムは、触媒レスの
バルブ付きで、純正の部品が殆どなく、その手配と、純正
マフラーの前期、後期の微妙な違いで、組み付けに時間と
手間が掛かりました。
TIPミッションも、組み付け終了!
後部から見ると、いかに、排気系が苦労しているか、。
エンジン本体と、変わらないくらい場所を取っています。
2003年当初は、まだ、排気ガスの基準など、現在の
JC08モードとして、小学生くらいのレベルでした
ので、こんなもんで済んでます、。
兎に角、あの996のエンジンルームに、3.6L
水平対向6気筒と、排気系を押し込んでますが、芸術
的美しさです。
ポルシェ911の基本設計が、2L始まりから、
フェリー、ポルシェ博士が、生み出したRRの駆動システムは、
現在まで、守り続けておられます。
とても、これは素晴らしい伝統と技術、そして、意地が見られ
ます。
ショックは、エナペタル社で、フロントを倒立式に新規に
改造、リヤは分解オーバーホールされました。
アッパーサポートは、新品交換です。
純正バネは、綺麗にクリーニングし、再使用です。
倒立式にしたフロントショックと、リヤショックは、
OH時に、ガスを封入しますが、新車時とは、若干違った
圧となり, 過去の空冷ポルシェなどでは、前上がりの
ちょっと、カッコ悪い車高となりました。
ので、今回それが心配であります。
年内に完成予定でしたが、やはり、遅れました、、。
続きは、来年に、、。
つづく。