GRヤリスです。

純正ターボです。
最近の流れで、エキマニ一体のエクゾーストハウジングです。

石川島播磨重工、IHI製です。
トヨタ自動車さんが、純正でIHI製を採用するのは、、。

ウエストゲートバルブと、排気タービン周り。
ウエストゲートバルブは、大気圧状態で、開いており、
エンジン始動し、負圧でバキュウムが作動し、閉まる
方法です。

吸気側のインペラーは、1,6Lにしては、外径寸法は、
大きく、2Lクラスです。
まあ、270PS出すには、これくらいは必要でしょう。

GR専用設計です。
IHI製のターボなので、軸受けはボールベアリングを
採用か、、。

カタログには、セラミックボールベアリングと、、。

電気製ブローオフバルブです。

左は、3SGTエンジンの純正ターボです。
外観の大きさは、同程度か、多少、3Sの方が大きい、。

インペラーの上辺の直径は、43mm程度で、3Sより
小さいです。
しかし、IHI製で、ボールベアリングの軸受けを採用
していれば、金属メタルのターボが、最大回転数15万回転
に対し、17万回転くらいと、最大回転数が高いので、風量は、
多く、パワーも出ます。
エクゾースト側のハウジングのポート径(ある位置の断面積)が、
細くして、低回転からブースト圧が立ち上がるようにして、
アクセルレスポンスが、NAエンジンのようなリニアな
加速を可能とします。
ですが、メタルベアリング製だと、タービンの最大回転数に、
限界があるので、高回転域が、フン詰まりとなります。
が、ボールベアリングのシャフトだと、それが、最大回転数を
上げることが出来るので、小さなEXポートで、広範囲の
トルク&パワーアップが可能となります。

これは、IHI製ボールベアリングを初採用して、ホンダF1から
の技術でありまする、!
アタシが、初試乗したとき、エンジン回転数が2000RPM
を超えた辺りから、ブースト圧が上がって、加速したことを
体感しました。
このまま、高回転まで、そのトルク感が、持続したのです。
恐るべしターボの進化でしょう!
NA以上に、乗りやすいのです、、!!

3SGT   245PS 純正データ

3SGTの場合、比較が古いですが、やはり、3000
RPM以下は、何ともかったるいトルク出方でした。

G16E-GTSエンジンは、諸元表に圧縮比が掲載されて
ませんでした(アタシの調べ方が悪いか)、。
が、高圧縮には、違いありません。

これから、インペラ部分を分解して、改造可能かを調べます。
旨く行けば、200tエンジンのターボのように、インペラ
を大きくして、よりブースト圧を上げれるターボに出来ます!

まずは、調べますです!

つづく。