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993カレラ2の異状振動で入庫、、。

確かに、アイドルから軽くアクセルを踏み、レーシングを3000RPM
付近まで回しただけでも、車体に振動を感じました。

で、走行しましても、明らかにエンジン回転がスムースに上がりません。

まずは、エンジンシステムテスターで、点検、、。

異状無し。

そこで、ボッシュ製圧縮測定器で、各シリンダーの圧縮圧を測定。
ばっちり、洩れ無しです。
ついでにエンジンプラグを点検、ダメと言うほどではありませんが、
新品交換、、。
エンジンプラグコードを点検、、。
サプレッサーといって、コードから90度曲がりエンジンプラグを掴む、
プラスチックのカバーの一部が錆びていましたので、清掃、、。
これか、、!

でも、やはり振動が、。
その他、外装電装品は全て点検、問題無し、!

そこで、いよいよエンジン降ろして、クラッチ系を点検!

クラッチカバーは、最近交換したような、、。
しかし、絵の左側のクラッチカバーが組まれてましたが、
純正品でなく、”メイドインイタリー”と、、。
初めて見ました、ザックス(ポルシェ純正品)以外の、、。

概観は全くもって異状無し、、。
フライホイール、クラッチデスクも問題無し、、。

そこで、イタリアンクラッチカバーを怪しんで、静的バランスと
動的バランスを計測、、。
やはり、400gのバランス異状が、、。
ここで、外周を削ってバランス取りしようかと思いましたが、
新品交換を決断しました、もちろんザックス製です。

クランクオイルシールも交換、、。

そして、エンジン&ミッションを車両に、、。

クウォーンと軽やかにエンジンは回転、、。
あの異状振動は、何処へ、、!

EU加盟国のイタリアン製品が悪いのか、たまたまの不良品か、、。
純正品でも、固定ピンが4本から3本になって、無茶なシフトワーク
すると、純正品(特にRSなど)でもピンが飛んでしまいます、
クラッチカバーが、、。
それかと思っていたのですが、。

しかし、今回はバランス不良でした、、。
事実は、小説より奇なり!

あーあ、宮崎駿さんも、呪縛から解き離れたい!と、、。

自分も、そうしたいですが、まだまだ髪振り乱して働けと、天の声が、。
つづく。