2019年某日、アタシの孫が、この地方の4400人の
小学生が応募して、絵を描いた10名が優秀賞ということで、
、トヨタ自動車さんの匠の方々がそれを実現させたそうです。
その絵が、コレです。
マゴの思い付きで描いたなら、大したもんです。
(そ、マゴバカ)
息子は、あまり手伝っていないと言ってましたが、。
ま、そこは、、、。
作って頂いた皆さんです。
トヨタ自動車の匠の皆さん方です。
皆さん、そのスジの達人たちであります。
自動車の試作など製作される方々が、会社の仕事として
最高の匠の技、機械、工具を駆使して、世界でオンリーワン
の逸品を作って頂きました。
カバ号は、9ボルト乾電池で動きます。
胴体内には、色んな仕掛けが、ぎっしりと、、。
カバのお口の中は、ベルトコンベアーが内蔵され、。
サンダーバード ア ゴーであります!
ヒップ(カバは、ヒッポーと言いますが)からは、
種を撒きます、そして、畑を耕すクワが、、。
ホワイトボード(アクリル製)に書かれた黒いラインにそって、
カバ号は、動きます。
そのセンサーが、腹下に組付けられて、、。
ボディー成型は、プラスチックの3次元成形で作られて
ます。
ケース台座には、銘板が、、。
この中のスペースに、アクリル板が納められます。
全体の絵ですが、背景の絵や、カバ号の台座は、畑を
イメージしたジオラマ仕立てでありまする。
技術者集団のプロフェッショナルが、結集して、子供の
夢を実現させました。
意気な試みであります。
透明なアクリルケース一つとっても、台座の畑のジオラマの
四隅には、ピシと寸分の狂いもなく、はまり込みます。
これだけでも、そう簡単には製作、組付け出来ません。
あのカバ号の大きさを決めるのも、内臓される機構を計算し、
前後左右、完璧な配置で設計、製作されたことが同じ、技術屋
の端くれ(と思ってますが)のアタシにも、良く分かります。
昔、広島のオフクロに、ソニーの”アイボ”をプレゼントした
ことがありますが、それが思い出されます。
小学生の発案の1枚の絵から、構想し、設計し、各部を
最先端と技術、機械、そして熟練の技で、短時間に製作
されました。
素晴らしいです。
最初、孫の家で、なにも知らず、そのカバ号で遊んでるのを
見て、面白いおもちゃを買ってもらったね!と言いましたら、
”そうじゃない、作ってもらった!僕の設計で、、!”
などと、ほざくもんですから、最初は、何を言っとるんじゃ!
と、全く、状況を理解出来ませんでした。
で、色々、根掘り葉掘り、孫に聞いて、すこしずつ理解しました
が、それでも、納得出来ませんでした。
”そんなこと、出来るんかい!などと、、。
まあ、孫は、アタシのしっつこい質問に飽きて、最後のほうは、
ムシ!
息子に聞いて、やっと納得しました。
どなたの発案か知りませんが、素晴らしい企画であります、。
今後も、他の小学生の皆さんが応募され、素晴らしい作品が
生まれることを期待します。
関係者の皆さん、ありがとうございます。
孫に代わりまして、厚く御礼申し上げます!
いや、感動した、全てにおいて、、!
オマケ ; 某トヨタ自動車さんのトラックのサイドパネルに
10名の作品がラッピングされました。
つづく。