a1b9e63e.jpgツルタの生意気な解説が続きます。

2速ギヤが急激なシフトダウン時にギヤ鳴りがすることは、以前に書きました。
今回、それの原因である2速ギヤシンクロの様子を見ることも目的の一つでした。

低回転などでは出にくいです。
対策として、付け焼刃ですが、ミッションオイルにそれ相当(ギヤ鳴りが少なくなるなどと歌う添加剤)の対策添加剤を事前に入れてみましたが、、、。

病気の進行は、余程でない限り進みはしても、良くなることは有り得ません。
早い時期に決断され、処理する事が最善の対処法だと自分は思っています。

案の定、2速ギヤシンクロ部分の角が丸くなっていて、シンクロナイザーリングも減っていました。
こうなっては、新品交換しか方法はありません。

また、ファイナルギヤとLSDについてるデフリングギヤの両方は、テンパーショット処理で、強化することにしました。
この件、以前に、やはり井土師匠にお聞きしましたので、、、。

ギヤ鳴りは、他の車両でも、大なり小なり発生するものです。
レースなどでの、4速が無くなったとか、、。レース後のインタビューで、、。

話はそれますが、1994年、サード94CVというCカーでルマンに参戦していた時、ドライバーの一人、後でフェラーリF1ドライバーになる、エディー、アーバイン氏が無線で”フィフス ゴーン!”と何度も言っていました。

最初は何を言ってるのか分かりませんでしたが、5速が無くなったことを伝えてきたのです。
それでも、彼はあんまり変わらないタイムでラップしてましたが、、。
ツルタの横道ソレールでした。
つづく。