プリウス30の欧州仕様車両は、現在エンジン単体を降ろしベンチテストしております。
まだ、ECUやその他補器類の作動(ウォーターポンプなど全て電動なので、作動システムを別系統に作る必要有り)などで手間取ってました。
このアトキンソンエンジンの2ZR-FXEは、旨く出来ていまして計算値圧縮比は13,0と高いですが、実際はエンジンバルブの作動時期が遅い為、実際には吸入空気量は少ないのです。その為馬力表示は99PSと同じ1800CCのNAエンジンが140PSに比べ、出力は劣っています。
で、弊社のチューニングはエンジンが得意ですので、究極はターボを加えるなどしてパワーアップを計画しましたが、動力分割機構なる物の限界設計値に余裕無い為、プラネタリーギヤとかモーターの最高回転数も限界があり、現状はパワーを出したにしてもセフティー機構が働き、出力を制限するのだそうです。
ま、弊社の場合、壊れることも想定してエンジンNAチューニングは進行してます。
理想は、現状性能の中でもっとパワー、トルクを出せる回転域を幅広くしようと思ってます。
電車のモーターのトルク性能をイメージしております。
未知の世界です。自分には、、、。常識の中の非常識が必要となるでしょう。
ノーテンキツルタには、ピッタリかも、、、。
どこかの取材でインサイトに負けてますので、勝つしかありませんね、サーキットなどで、、、。
つづく。