1988年(昭和63年)式三菱 スタリオン GSR-V

エンジンは、G63BT、空冷インタークーラー付き
ターボ  4気筒2Lです。

当時は、グループAのツーリングカー選手権真っただ中、。
高橋国光選手のスタリオンが、スカイラインHR31、MA70
などをぶっちぎったりして、、。

1987年 菅生グループA選手権で、、。

同時代、HR31,スープラA70、フォードシエラ、。

ノバエンジニアリングによる、高橋、中谷コンビで、、。

そう、速かったのであります。

今回、同業者のゆうじんのお客様が、車高が変に前下がりの
為、車高調サスKITを製作してくれないかと、、。
で、今回、製作することに、、。

ピロアッパー付きの車高調整式に純正ショックを改造します。
エナペタル社にて、、。

フロントは、スピンドル付きのオールドタイプストラット式、、。

リヤは、独立サスのストラット式、、。

オーナーさんは、最近東北から、購入されたそうで、。
車両は、外観、下回りと、ボディーも、非常にきれいで、
腐食部分が、殆ど見られません、、。
グッドコンディションであります。

ボールナットのステアリング操舵機構です。
当時は、皆これ、、。
ラック&ピニオン式は、まだ、普及してなっかったです。
この車両は、アシスト(パワーステアリング)付きですが、
アタシが、最初に買ったブルーバード510 1800SSS
は、そう、重ステでした。
大口径のウッドステアリングでしたが、据え切りなど、
腰が浮きました。
それに、モモの35cmのスポーツステアリングに、当時の
TRD製イエローバケットシート、、。
腰を浮かしながらの操舵であります、、。
懐かしいのう!

ということで、スタリオンは、カッコよくなりまする!

絵を見てもらえば、分かりますが、フロントの車高がリヤに
比べ、かなり沈んでます。
これは、オーナーならずとも、カッコ良くしたいのであります。
ので、本来なら、オリジナルを尊重したいですが、車高を
かなり自由に調整出来る、車高調整を選ばれました、。
そう、すでに、純正パーツも出てません、。
アッパーサポートなども、交換したいとろですが、、。
ピロアッパー式にしました、、。

ま、お金を掛ければ、アッパーサポートも作れないことは
ないですが、、。

当時の三菱ターボエンジン、いや、NAの4G63エンジン
など、三菱エンジンは、頑丈でありました、、。
アタシのシグマ時代、ランサー初代A型の141あたりの
4G32エンジンに、ドイツ、KKK製(現在は、M&Aで、
ボルグワーナー社)ターボを組み付けて、速かったです。

1600ccで、SOHCですが、決して、他車のエンジン
には、引けを取りませんでした、、。

これ!

当時は、皆、個性があり、それぞれ、熱いファンがいて、
喧々諤々の自慢話で、花が咲きました、、。

ま、あたしゃ、少し引いてましたが、。
それでも、当時の三菱車両は、いぶし銀の輝きがありました。

ところで、スバルのBRZが、販売中止になるそうで、、。
原因は、JC08燃費規制で、スバル車両の全体で計算すると、
ハイブリッド車両が、少ない為、規制パーセントをクリア
出来ないそうで、、。
ので、トヨタFT86は、トヨタ車全体で、この規制を
クリアする為、問題無し、、!

ま、おかしなお話であります。
本音と建て前、、。
JC08モードでの、燃費規制など、今後、もっと厳しくなり、
化石燃料車両は、どんどん、締め出されますです!

何が、電気自動車じゃ!
おまえらも、電気発電に、化石燃料のお世話になっとるがや!
ロックフェラー君や、ビルゲイツ君に、告げ口して、規制を
捻じ曲げるぞ!
出来ないけど、、、!

エンジン付き2輪業界も、数年前から、触媒付きでないと
販売できなくなり、業界は、大変革期となりました。
どの車種も、触媒無い機種は、一時、販売中止となりました。

50ccのカブに、触媒(セラミックス製)と、燃料噴射
が、標準装備です。
触媒が付いた分、パワーが落ちますが(排気抵抗)、燃料
噴射で、相殺か、、。

その分、販売かかくは、上がりました、、。

ので、スバル車も、何とか工夫して再販売すると思われ
ますが、、。
スバルファンは、昔から独特です。
アタシも、初代のスバルFF1を一時、所有したことあり
ますし、空冷BMWの「水平対向エンジンを所有してますし、
まあ、ポルシェ空冷も、扱ってますので、マンザラ、
スバル社は、アタシの中では、近しい方であります。

この苦境を乗り越えてください!
応援しますです!

つづく。