991GT3ツーリングです。
そう、リヤスポイラー等無い、おとなしいスタイルです。
エンジンは、4LのGT3のエンジン。
9,000RPM回るヤツ!

オーナーのY氏は、アタシのシグマ時代を良く知ってる
方で、最近知り合いました。
懐かしいお話で、盛り上がりました。
彼は、若い時代、メカとしてイタリアに渡り、多くの
経験を積まれ、日本に戻ってからも、イタリア系の
自動車販売会社や、初代横浜にありました、コーンズに
も、努めていました。

当時、ランチャ、ストラトスは、イタリアのデーラーでは、
余っており、買い付けに行ったそうですが、そこで、
911RのP2、プロトタイプ2号車を見つけ、それを
日本に、持って帰り、千葉のお金持ちに販売したそうです。
当時の金額では、数百蔓延です、。
この車両は、トヨタ2000GTが、矢田部の高速試験場で、
数々の長時間高速記録を打ち立てましたが、その記録は、
以前に、この911P2が、打ち立てたものだそうです。

本来は、911 P1が記録を打ち立てるはずでしたが、
調子が悪く、急遽、このP2が、、。

その、プロトタイプの2号車は、現在、日本人の手から
離れ、海外に言ってますが、サザビーズか、オークション
の、価格は、911モデルでは、最高の数億円という
値段が付いたそうです。

ちなみに、お話が2000GTに戻りますが、この
矢田部で、数々の記録を打ち立てたテスト車両が、
DVDで、その当時をチャレンジ風景を見ることが出来ます。
その車両のメカニックで、栗谷さんと言いますが、
チャレンジ中に、車両の調子が悪くなり、ピットインして
、してますが、そのエンジンフードを開け、デスビ
付近を点検してるのが、栗谷さんで、エンジン不動を
原因が、ディスビの中身であったことを突き止め、
修理して、あの偉業が達成されました。

栗谷さんは、その後、トヨタ7の開発、レース参加され、
今では、まぼろしの”トヨタ7ターボの開発にも、
携われました。
シャシーは、ポルシェ917を真似て、アルミスペース
フレームで、溶接していく中、溶接し終わった、熱い部分
を忘れ、思わず体の一部が触り、熱かったと思い出を
方っておられました。

現サードの加藤会長と、旧シグマを立ち上げた方です。
亡くなられたトヨタ自動車のLFAを開発した、成瀬さんとは、
おなじトヨタ7時代のメカ長として、一緒に働いた仲間
でした。、

お話がぶっ飛んで、、。

991GT3ツーリングに戻ります。

純正カーボン製バケットシートは、シート高さが電動
であります。

当時国内でも、販売されましたが、この車両は、あまり
人気が無かったようで、多くは売れませんでした。

964RSツーリングのような、存在であります。

つづく。